「あっ、そうだ。話そうと思っていたことがあるんだけど」
友人からこう切り出されて、「やっぱり今度にするね」と言われた時の何とも言えないモヤモヤした感じ。経験ありませんか?
こんな風に言われると、どうしても気になってしまうものです。
こうした現象は「ツアイガルニック(Zeigarnik)効果」と呼ばれています。
未完結なものや途中で中断されたものは記憶に残りやすく、反対に完結しているものは忘れやすいという理論です。
テレビで、いよいよ核心に踏み込むという時に「続きはコマーシャルの後で」となってしまい、どうしても続きが気になってしまった。そんな経験のある方も多いことと思います。これは、ツアイガルニック効果を取り入れた代表的な例です。コマーシャル中に他の番組に浮気されないように視聴者の興味を引っ張っているのです。
コマーシャルの間にトイレに行ったり、他の番組を見たりとまったく違うことをしていても、やっぱりその番組の続きが気になって頃合いを見計らって続きを見に元のチャンネルに戻す。
単純なことなのに、つい気になってしまい番組の続きを見ずにはいられなくなってしまいます。
分かっているのに続きが気になってしまう、そして中断する事がより記憶に残すための助けになるのがこの現象の特徴です。
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